普通にOSをインストールする。

→これはネットを調べると、いくらでも例題が出てきます。

初期設定

→言語設定から、タイムゾーンやキーボードやWiFi地域設定とかです。

WiFi設定

/etc/wpa_supplicant.confに下記を追加。

ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev

update_config=1

country=JP



network={

ssid="BuffaloG"←あなたの無線ルーターのSSIDを書いてください。

psk="XXXXXXXXXXXXX"←ここはあなたのルーターにアクセスするためのpskキーを書いてください。

key_mgmt=WPA-PSK

}

IP固定設定

固定しないと、例えばWindowsPCからのsshでのアクセスとかしにくいので。

下記を追加します。

interface wlan0

static ip_address=192.168.11.11←付与したいipを書きます。

static routers=192.168.11.1←無線ルーターのipアドレスを書きます。

static domain_name_servers=192.168.11.1←無線ルーターのipアドレスを書きます。

これでWindowsPCからssh接続ができるようになりました。


RTL-SDRアプリのインストール

sudo apt-get install rtl-sdr

を実行します。

RTL-SDRの設定

/etc/modprobe.d/rtlsdr-blacklist.conf に以下を記入し、rebootします。

blacklist dvb_usb_rtl28xxu

blacklist rtl2830

blacklist dvb_usb_v2

blacklist dvb_core

SDRドングルのテスト

USBにSDRドングルを刺してテストを実施します。

$ rtl_test -t

を実行し下記のメッセージが出れば認識されています。

Found 1 device(s):

0: Realtek, RTL2838UHIDIR, SN: 00000001

Using device 0: Generic RTL2832U OEM

Found Rafael Micro R820T tuner

Supported gain values (29): 0.0 0.9 1.4 2.7 3.7 7.7 8.7 12.5 14.4 15.7 16.6 19.7 20.7 22.9 25.4 28.0 29.7 32.8
33.8 36.4 37.2 38.6 40.2 42.1 43.4 43.9 44.5 48.0 49.6
Sampling at 2048000 S/s.

No E4000 tuner found, aborting

DireWolfのインストール~

apt-get install direwolfのインストールでは、バージョンが古い方がインストールされるかもしれないので、gitでcloneし手動インストールします。



cd ~

git clone https://www.github.com/wb2osz/direwolf

cd direwolf

make

そうしたら

Makefile.linux:270: *** /usr/include/alsa/asoundlib.h does not exist. Install it with "sudo apt-get install libasound2-dev" or "sudo yum install alsa-lib-devel" . 中止.

とファイルが無いと怒られたので、

sudo apt-get install libasound2-dev します。

もう一回make

今度はいきました。

sudo make install

つぎは

make install-conf です。


/home/pi/sdr.confの編集

その次に/home/pi/sdr.confにコールサイン、APRSサーバーログインコードを書きます。

以下は私のsdr.confです。

#

# Sample configuration for SDR read-only IGate.

#


# We might not have an audio output device so set to null.

# We will override the input half on the command line.

ADEVICE null null

CHANNEL 0

MYCALL JE7JCX-10


# First you need to specify the name of a Tier 2 server.

# The current preferred way is to use one of these regional rotate addresses:


# noam.aprs2.net - for North America

# soam.aprs2.net - for South America

# euro.aprs2.net - for Europe and Africa

# asia.aprs2.net - for Asia

# aunz.aprs2.net - for Oceania



IGSERVER sapporo.aprs2.net←ネットを調べて近い場所のサーバーを書いてください。


# You also need to specify your login name and passcode.

# Contact the author if you can't figure out how to generate the passcode.



IGLOGIN JE7JCX-10 XXXXX←XXXXXには自分のパスコードを書いてください。


# That's all you need for a receive only IGate which relays

# messages from the local radio channel to the global servers.

direwolf.confの設定

その次は\home/pi/direwolf.confの編集です。

私の場合書くのは

MYCALL JE7JCX-10

IGLOGIN JE7JCX-10 XXXXX

OBEACON sendto=IG DELAY=0:10 EVERY=30:00 OBJNAME=JE7JCX-10 SYMBOL=\& overlay=I lat=40^17.54N long=140^49.76E comment="RaspberryPi3 RX-Only iGate 144.66MHz 1.2kbps OP:Nara"

だけです。

dw-start.shの編集

/home/pi/dw-start.shを編集します。

書く内容は下記です。

rtl_fm -f 144.66M -p 20 -o 4 - 2>/var/log/direwolf/rtl_fm.log | direwolf -c /home/pi/direwolf.conf -t 0 -n 1 -r 24000 -b 16 - 2> /var/log/direwolf/error.log 1>/var/log/direwolf/output.log &

上の文章は、direwolfの実行と、ログファイルに書き出す設定を書いています。

dw-start.shの実行

cd /home/pi/でsh dw-start.shを実行

エラー対応

ログファイルが作れないと言うエラーが出るので、

mkdir /var/log/direwolfする。

chown pi:pi /var/log/direwolfします。

chmod 777 /var/log/direwolfします。

その次に

cd /var/log/direwwolfします。

touch error.logします。

touch output.logします。

rc.loaclの編集

/etc/rc.localを編集します。

/bin/sh /home/pi/dw-start.shを行頭の#が連続して終わったあたりに記入します。

再起動

reboot

direwolfの起動確認

sshでログインし、ターミナルでps aux | grep direwolfで起動しているか確認します。

root 542 11.4 0.5 123396 5516 ? Sl 20:13 18:51 direwolf -c /home/pi/direwolf.conf -t 0 -n 1 -r 24000 -b 16 -

と表示が出ていれば起動に成功しています。

APRSのサーバーにログイン成功、パケットを送れているか確認します。

APRSサーバーのステータスを確認し、JE7JCX-10がログインしているか確認します。

WindowsPCのブラウザで

http://211.132.61.243:14501/
を確認し、JE7JCX-10が表示されていることを確認します。

そのまま動かして、ちゃんとサーバーへPBEACONを出しているか、aprs.fiのグラフで確認します。

実パケット受信確認

APRSハンディトランシーバーか、APRSモービル機で近所を歩き走ってちゃんと受信パケットをサーバーに送っているか確認します。

http://aprs.fiで奇跡が表示されるかどうかを見ます



できましたー!これでOKでーす!


晩酌しながら、これを打つのは大変でした。。。(涙)日本のアマチュア無線家でAPRSに興味のある局長さんがいらっしゃいましたら、これで安価なiGate設置をお願いします。ここまでで1万円かかっていませんので。






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